アパート投資をこれから始めるなら、入居者が住みたいと思えるような賃貸物件を持ちたいところです。ここでは賃貸物件を借りる入居者はどんな物件に住みたいと考えているかを検証していきましょう。
進学や就職などを機に賃貸物件を探し始める人は多いと思いますが、一般的に入居者はどのようなポイントを重視して家探しを行っているのでしょうか?今回は住まいに関する情報サイト「イエプラコラム」にて2022年8月末に行われたアンケート結果※に基づき、ランキング形式でまとめました。
※参照元:イエプラコラム(https://ieagent.jp/blog/chie/chintai-yuusenn-338424)
こうして見ると、やはりダントツなのは「家賃」。家賃は手取り収入の3分の1以下が望ましいとされているので、生活費を圧迫しすぎないためにも譲れない!という入居者も多いでしょう。オーナーの視点からはできるだけ高く設定したいものですが、エリア相場を確認の上慎重に考える必要があります。
また、設備面ではバス・トイレ別が最多。「間取り」や「交通の便」、そして「周辺環境(スーパー、コンビニなどが近いか)」も同じくらい重きを置いている方が多いところを見ると、この辺りにこだわった物件が人気のようだと分かります。
このように、賃貸物件を選ぶ際には人それぞれ様々なこだわりポイントがある、ということが分かります。では、特に人気の高い物件の特徴はどのようなものなのでしょうか?改善策も含め見ていきましょう。
入居者がまず最優先するのは、やはり「職場や学校など、目的地に近い場所かどうか」です。そのため、アパートを建てるなら都市部の人気エリアや人口が年々増加しているエリアなどが望ましいと言われています。
また「駅に近いか」「スーパーやコンビニが近いか」なども重要ポイント。自分であれば住みたいかどうか、ここに住むならどう暮らしていくか…という視点で考えてみると、入居者の気持ちに寄り添いやすいかもしれません。
建物に関しては、パッと見た時の印象が意外と大切。共用部が汚れていたり薄暗い雰囲気があったりすると、入居者からのイメージも悪くなってしまいます。
定期的に清掃を行い、常にキレイですっきりとした印象になるよう心がけましょう。また、中古物件の場合は外壁塗装を行うと、外観が整うだけでなく建物の耐久性をアップさせることも可能です。
特に築年数が経過している物件だと、間取りや設備的に入居者が魅力的に感じにくい部分もあります。少なくとも古い設備は改善し、ハウスクリーニングを行って美しい状態に修復する必要が出てくるでしょう。また、畳をフローリングにする、リノベーションして2部屋を繋げることで広々とした空間を作るなど、トレンドも意識してみてください。
前の項でお話しした通り、入居者にとって家賃は譲れないポイント。そのため、いかに設備が魅力的でも立地から見て賃料が高すぎると、避けてしまう傾向があります。リフォームやリノベーションなどでの負担から家賃収入は出来る限り高くしたい、という気持ちもあるでしょうが、周辺地域もふまえ、堅実な選択をしましょう。
所有する物件を貸し、入居者から家賃を得ることで成り立つ不動産投資。どんなに素晴らしい物件を所有していても借りる人がいなければ、当然ながら賃貸経営はうまくいきません。そこで賃貸需要の高いエリアを狙っていくのがおすすめと言えます。
賃貸需要の高いエリアは、人口と比例します。そこで大切なのは、できるだけ人口が増えているエリアを選ぶこと。日本の人口は減少傾向にあるものの、転出よりも転入数の多い地区町村を選ぶことで、安定した不動産経営ができます。
総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告2023年10月の結果※1」によると、東京都が最も転出よりも転入数が多い結果。入居率も高く安定した賃貸経営ができそうに思いますが、東京23区のアパート一棟の平均価格は1億※2を超えています。これですと融資期間が長引いてしまい、資産形成を考えた不動産投資であれば、不向きと言えるでしょう。
※1 参照元:総務省HP「住民基本台帳人口移動報告の結果」https://www.stat.go.jp/data/idou/sokuhou/tsuki/pdf/gaikyou.pdf[PDF]
※2 参照元:健美家HP(https://www.kenbiya.com/doc/press/pre2019-07-04.pdf)[PDF]
そこで注目したいのが横浜市です。横浜市は全国の「市」の中で最も人口が多く※3(2023年1月1日時点)、これは東京へのアクセスも良いことから利便性が高く、住まいとして人気があるからと想定できます。しかしながら、入居付けが容易にできるほどの人口を誇っているのに、アパートの空室が多いエリアとも言います。それはなぜでしょうか。
※3 参照元:総務省HP「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」https://www.soumu.go.jp/main_content/000892947.pdf[PDF]
これは「横浜と名が付いているエリアが意外と広い」こと、そして「坂と斜面が多く、住んでみると不便な土地もある」ことなどが挙げられるでしょう。
横浜市といえば、基本的にみなとみらいや横浜ランドマークタワー、横浜港、中華街など、主要部の風景がイメージされます。
しかし、それらの施設はすべて「中区」にあるのです。実は横浜市は意外と広く、その他にも17の区が存在します。都心への利便性等もそれぞれに変わってくるので、市内でも物件のエリアは慎重に吟味する必要があるでしょう。
横浜市は中心部のイメージから、車がなくても問題なく過ごせそうだと思いがち。しかし、実は坂と斜面が多い地形のため、特に駅から距離が存在すると徒歩が辛い側面もあるようです。坂や斜面の上にあるような物件はやはり平地よりは需要が落ちてしまいますから、注意しておきましょう。
このように人口の多い横浜市でも、空きだらけの新築アパートがあるのも事実ですから、その土地ならではの特性を知らないばかりに、投資で失敗してしまう可能性もあるわけです。そうならないためにも、地場の不動産投資会社へ相談することをおすすめします。
神奈川県、特に横浜市はアパート投資を行うエリアとして注目されていますが、成功へ導くためには場所選びや高い入居率が期待できる物件選びが大切だと言えます。
そこで初めての方にも様々な面からアドバイスやサポートを行ってくれる地場の不動産投資会社「横濱コーポレーション」へ相談してみましょう。
横濱コーポレーションは、神奈川県内に特化した不動産会社。エリアの特性をしっかり把握しているため、より条件の良い物件を紹介してもらいやすいでしょう。また、アパート投資の頼もしいパートナーとして、資金調達から出口戦略(売却)まで一貫してサポートしてくれるのも強み。
単に物件を紹介するだけではなく、資産状況や投資の目的、将来的な展望(収入・資産規模)を丁寧にヒアリングした上で、資産形成や資産保全を一緒に考えてくれますから、アパート投資が初めてでも心強い会社です。
また同社は神奈川県内のアパマンショップを9店舗運営しているのも特徴。賃貸経営と密接にかかわる仲介業務にも携わっていることから、客付けについても心強く、管理と兼業しているため、一社に絞ってやり取りすることができ、本業のあるオーナーの手間を減らせます。
横濱コーポレーションでは「女性に選ばれる」をコンセプトに、充実の設備を設置したアパート物件を企画・開発しています。間取りも利便性や高さや広さを追求し、床材等デザインにもこだわっています。
分譲マンション、分譲戸建てと同等の品質を目指した設備で綺麗に使ってもらえる女性単身者からも支持されやすいアパート経営をお考えの方におすすめです。
入居者にとって重要となるアパートの間取り。同じ広さでも部屋の位置や数などによって、暮らしやすさは変わってきます。そこで横濱コーポレーションで企画・開発した物件を拝見させて頂きました。