アパート投資を始めるまでの流れ

アパート投資を検討されている方の中には、不動産投資が初めてという方も少なくはありません。
経営を始めるまでどんな流れなのか分からず、決心がつかないということもあると思います。
ここでは、アパート投資を始めるまでの流れを解説しましょう。

最初の計画が重要！
経営プランを
考え、見積もりを依頼する

アパート投資を行うにあたり、重要なのが「どのような建物を建築するか」、そして「どのように入居者を募集し、経営していくか」です。

そこで、その双方を相談できるのが新築物件を企画・開発し、賃貸管理や出口戦略まで考慮してくれる不動産投資会社。全てワンストップで行えるのが特徴で、経営面も含めて一貫したアドバイスを受けられるでしょう。

今後も円滑に投資・経営を続けていくためには、信頼できるパートナー探しが非常に大切。できる限り複数の不動産投資会社に見積もりを依頼し、担当者の雰囲気や対応なども含めて相性の良い会社に出逢いたいものです。

契約から着工～建物や土地の登記

次に、契約したい不動産投資会社が決まったら、以下のような流れで工事や手続きが進んでいきます。

契約～着工

工事を依頼するための「請負工事契約」を交わしたら、建物の着工です。一般的には2階建てで3ヶ月程度、3階建てで4ヶ月程度の工期が組まれるケースが多いですが、プランによって変動することも。また、着工前には一度近隣に挨拶をしておくと、その後の関係性もスムーズになりやすいでしょう。

建物・土地の登記

ある程度建築が進んだら、行政機関の審査を受けて土地・建物の登記を行います。この時、相続等で既に所有している土地を使用する方は、建物のみで大丈夫です。登記には費用がかかるので、専門の司法書士に依頼した方が間違いないと言えるでしょう。

管理会社との契約～入居者募集

アパート経営における2本柱は、建物の建設と「入居者募集」です。いかに魅力的なアパートを建てても、人が住んでくれなければ家賃収入をはじめとする収益は得られません。

これに関しては、基本的に自力でやるのではなく「管理会社」を通すのがおすすめ。管理会社については不動産投資会社に相談してみてください。入居審査まで一貫して任せられますから、特に初めてアパート投資に挑戦する方にとっては心強く感じられるのではないでしょうか。

管理方式は、主に2種類ある

管理会社との契約方法には、一般的に「管理委託」と「自主管理」があります。これはどこまで管理を任せるかによって変わってくるほか、サービス内容も少しずつ異なる面が存在しますから、事前にしっかり確認した上で選択するのが良いでしょう。

どちらがアパート経営を円滑に
する？2つの管理形態を詳しく読む

竣工～簡単な点検

ここまで準備が済んだ頃には、いよいよアパートが竣工しているはず。建物が完成したらすぐに運用を開始するのが望ましいため、竣工時期もできる限り「一般的な引越しの繁忙期」に合わせた方が良いと言われています。

つまり、たくさんの人が物件を探し始める2～3月ごろです。また、夏休み前までの5～7月、転勤シーズンである10～11月なども引っ越し業界が盛んなタイミングですから、管理会社とも打ち合わせつつ考えてみてはいかがでしょうか。

このサイトでは、失敗しないアパート投資を実現するために、入居者が集まる賃貸物件とはどんな条件のアパートなのかを解説。これからの資産の在り方を鑑みて不動産投資をはじめようと思われている方は、ぜひ参考にしてください。

新築アパート投資を成功に導く！
入居率を高める物件の条件とは

• アパート経営で意識したいネット環境・設備について
• アパート投資に関するセミナーは参加するべき？
• アパート投資でフルローンはアリ？利用できるケースとは
• アパート経営で知っておくべき「借地借家法」
• 初めてのアパート経営は新築・中古どちらが良い？
• アパート投資は一棟所有と区分所有のどちらが良い？
• アパート経営の平均年収は？年収アップの方法も解説
• アパート投資の仕組み
• アパート投資のメリットとは
• アパート投資で掛かる初期費用